134
雨禁獄
あめきんごく
白河法皇が、法勝寺で金泥(こんでい)一切経の法要をしようとしたが、雨のために延期すること三度に及び、さらに供養の当日もなお雨が降ったので、怒って雨を器に入れて獄舎に下したという故事。
日本国語大辞典
135
雨こんこん
あめこんこん
雨が降ること。また、雨をいう幼児語。
日本国語大辞典
136
雨催詩
あめしおもよおす
雨が詩情をさそふこと。
大辭典
137
雨雫
あめしずく
雨のしずく。雨のしたたり。さめざめと泣くさま。
大辭典
138
雨凌
あめしのぎ
雨に耐えること、ふせぐこと。また、それができるもの。
日本国語大辞典
139
雨湿
あめじめり
雨のために湿りけを帯びること。
日本国語大辞典
140
雨性
あめしょう
外出すると、よく雨に降られる質(たち)のこと。
日本国語大辞典
141
雨接待
あめせったい
雨に見舞われること。降り込められること。
日本国語大辞典
142
雨台風
あめたいふう
台風のうち、特に雨の量や影響が大きいもの。
日本国語大辞典
143
アメダス
あめだす
地域気象観測システム。Automated Meteorological Data Acquisition Systemの頭文字をとった略称(AMeDAS)である。小文字のeをひとつ入れて「雨出す」に引っかけた。アメダスは自動気象観測装置で、全国の約17km四方に一ヶ所設置され、約1300カ所で降水量の観測を行っている。其のうちの約840カ所で降水量に加えて気温、風向き、風速、日照時間の四要素についても観測し、豪雪地帯の約200カ所では降雪の観測もしている。
雨の事典
144
雨続
あめつづき
雨が降り続くこと。長雨であること。
日本国語大辞典