日本橋七福神巡りにて

 

2023年明けましておめでとうございます

 

穏やかなお正月を迎えましたが、いただいた年賀状にも「ひどい世の中になってますね、なんとかしないと」、「不安と不透明感がはやくうすれますように」・・・と不安の声が寄せられています。

年末の「徹子の部屋」でタモリ氏が語った「新しい戦前になるんじゃないか」という発言がトレンド入りしたそうですが、今の政治が戦争への道を進んでいることを指摘しているのだと思います。

 

岸田政権が、「敵基地攻撃能力の保有」をかかげ、5年間で43兆円もの軍備大拡大をすすめようとしていることは、「戦争する国づくり」そのものです。

岸田首相は「自分の国は自分で守る」と述べていますが、日本が軍事力を強化すれば、「敵」とみなされた相手国はさらに軍事力を増強して、「軍事対軍事」の悪循環に陥って、アジア地域の緊張が高まってしまいます。

しかも、安保法制のもとで、日本が直接武力攻撃を受けていなくても、米軍が海外で戦争を始めたら、自衛隊も肩を並べて相手の国まで攻め込む仕組みになっていて、アメリカの戦争に日本が巻き込まれる危険が迫っています。

 

いま必要なのは、大軍拡ではなく、憲法9条を生かす外交で戦争の心配のないアジアをつくること—この声を大きく広げていきたいと思います。

 

私は20歳の時、日本共産党が先の戦争に命がけ反対したことを知り、日本共産党に入りました。将来の子どもたちに「なぜ戦争をとめられなかったの」と言われないように、戦争する国づくりをやめさせるために力を尽くします。

 

3月・4月に統一地方選挙、中央区では区長、区議会選挙が行われます。

 

日本共産党区議団は、区民に一番身近な中央区政が、子育て安心、学校給食の無償化、介護サービスの充実、地域経済の発展などに力を注ぐよう求め、900項目の予算要望書を提出しています。その実現のためにがんばります。

引き続き区議会で働かせてください。

 

本年もどうぞよろしくお願いいたします