7月15日、日本共産党創立100周年を迎えました。

志位和夫委員長が「日本共産党の歴史は、今に生きる力を発揮している―党創立100周年にあたって」談話を発表しました。

日本共産党 きょう創立100年/党の歴史は今に生きる力 発揮している/志位委員長が談話 (jcp.or.jp)

 

参院選で比例の議席を減らして今日を迎えることは、残念な気持ちがぬぐえません。

でも志位委員長の談話、記者会見での一問一答を読んで、やっぱり、日本共産党ってすごい、日本共産党の一員でよかったとあらためて思いました。

 

私が共産党に入ったのは、1975年、20歳になった大学2年の夏のことでした。

1972年の総選挙で共産党の議席が14議席から38議席になり、入党した学生支部でも「70年代の遅くない時期に民主連合政府を」と燃えていました。

しかし、自民党による「自由社会を守れ」キャンペーンや、ソ連、中国の干渉などの攻撃の中、76年の総選挙で19議席に後退。

国会は79年の「社公合意」以降、「日本共産党を除く」という対応となり、1991年7月にはソ連共産党が解体。

その年の4月に、私は中央区議会議員に初めて立候補しましたが、

「社会主義は崩壊した、日本でも共産党はいらない」という攻撃がさかんにおこなわれていたことを思い出します。

議員になって32年、国政、地方選挙あわせて選挙も毎年のようにあり、議席が増えたり減らしたり、

昨年の総選挙では、「政権交代」をかかげ日本共産党が参加する政権を展望する状況まで野党共闘が進みましたが、その後、いろいろな妨害もあり、今回の参院選は一人区での統一も限定的で、共産党の議席も減らしてしまいました。

そんな中でも、山添拓さんの当選に若い方の自主的な力が発揮されるなど、変化が起きており、希望ある社会を目指す活動は、これからもずっと続いていきます。

 

記者会見で、志位委員長が「日本共産党の100年には順風満帆だった時期はひと時もありません。いつも支配勢力の攻撃や迫害にさらされてきた100年だったと言っても過言ではありません。それは日本共産党が日本の政治と社会を根本から変えようという志を持っていることの証しです。そういう政党だからこそ、風当たりも強く、そのなかで不屈に頑張ってきました」と共産党の「不屈性」を強調しましたが、自身の党員としての人生に重ね合わせて、感慨深く、党の100年の歴史を思いました。