本日25日、中央区都市計画審議会が開かれ、

諮問10 東京都市計画道路の変更幹線街路放射第16号線

諮問11 東京都市計画道路の変更(幹線街路補助線街路第112号線)

諮問12 地区計画の変更      (晴海地区地区計画)

の3議案について審議しました。

晴海地区地区計画の変更は、中央清掃工場のある5-1街区の一部を5-10街区として「東京晴海水素ステーション」を整備するというものです。

 

都市計画審議会資料↓

私は、

Q東京都とENEOSが整備するということだが、整備費用はどのくらいなのか

(答え:区では把握していない)

Q「オンサイト方式」を採用し、ステーション内で水素を製造するどのくらいの製造能力があるものなのか

(答え:600Nm3/h=FCV40~50台/日に供給できる)

 

Q水素エネルギーはクリーンエネルギーだが、水素を製造する過程でCO2が排出される。どのくらいの排出量か

(答え:CO2は出るが、吸着して処理し、なるべく空中に出ないようにする)

 

Q燃料電池自動車(FCV)の燃料供給に加え、晴海フラッグの住宅共用部への水素供給を行うことが計画されているが電力の供給量はどのくらいなのか

(答え:街区ごとの水素型燃料電池につなぎ、1か所10台50キロワット×5か所=250キロワット)

など質疑。

 

晴海フラッグは「水素社会の実現を牽引することが期待されている」というが電力全部を水素エネルギーで賄えるわけではない。太陽光発電も取り入れるようだが、中央区はゼロカーボンシティー宣言を発表し、2050年までにCO2排出実質ゼロをめざしていることから、再生可能エネルギーでCO2の排出を抑えるゼロカーボンのまちにするよう要望しました。