東京2020大会の中止を求める声が広がっている中、大会のライブサイトの建設予定地の一つ都立代々木公園で、パブリックビューイングの邪魔となる高さ8m以下の木々を剪定することを東京都が発表し、大問題になっています。

キャンペーン · 代々木公園の自然を破壊する、東京五輪2020ライブサイト計画の中止を求めます #代々木公園の木々をオリンピックから守りましょう · Change.org

 

 

時を同じくして、隅田川と日本橋川の合流部の右岸でせっかくの大木が撤去されそうだと、緑化ボランティア活動をしている方から連絡があり、現地に駆け付けました。

 

 

豊海橋の方から隅田川のテラスに降りるスロープを整備する際、既存の防潮堤の土台部分の地盤改良で耐震性を高める工事をおこなうということで、土留めの杭を打つ際2本の樹木の根が工事部分にかかりそうなので、いったん移設して、工事が終わったら植えなおす予定だと説明がありました。

 

樹木は生きているんだから、移設しないで済むように工事方法を見直してほしい、スロープの位置の変更はできないのかと、ボランティア活動している方から強く訴えがあり、工事を発注する東京都治水事務所の担当者から、もう一度よく検討すると返事がありました。