新型コロナの再拡大で、東京にも三度目の緊急事態宣言が発出されようとしています。

「こういう事態に立ち至ったのは、政府がやるべきことをやらなかった結果であり、菅政権による人災だ。その責任は極めて重い」・・・昨日、志位委員長が記者会見で述べ、「今度こそ検査の抜本的拡充をするよう強く求めたい」と強調しました。

そして「五輪・パラリンピックは中止するという決断を直ちに行うことを重ねて強く求めたい」と述べました。

 

 

 

先日(17日)のNHKスペシャル「看護師たちの限界線」ご覧になりましたか。

私は録画で見て、本当に胸が痛みました。

コロナ患者を受け入れている東京女子医大病院にNHKが密着、集中治療室にカメラが入り、看護師さんの過酷な勤務実態が映し出されました。

全身密閉で首が痛くなるほど重いマスクを着けて(写真)、長時間の看護。それを見ただけでも大変さは想像以上です。

使命感をもって、患者さんの笑顔を力に頑張ってきた看護師さんが、心が折れ、退職に追い込まれてしまいます。

コロナの中でこんなに頑張っているのに、ボーナスもカットされ冷遇される現実に、なぜ医療機関への減収補填すら行き届かないのかと、怒りを覚えました。

 

医療現場はひっ迫し、命と生活を守る必死の日々が続いているのに、それでも五輪はやるのでしょうか。

五輪は中止して、コロナ対策に全力を!と声を大にして言いたい。