3・11東日本大震災・福島原発事故から10年ということで、この間、原発事故関係の特集番組が報道されています。
3月10日のNHKスペシャル「徹底検証・〝除染マネー″」は、広大な地域の放射性物質を取り除く「除染」という史上初の国家プロジェクトで、その工事費が5.6兆円に膨張している問題を検証している番組でした。
番組を見て、原発はいったん事故が起きたら大変なことになり、莫大な費用がかかるということに改めて驚きました。
菅政権は、2050年までに脱炭素化社会を目指すとしていますが、原発を「脱酸素電源」として温存し、「原発ゼロ」の国民の声に背を向けています。
事故から10年、原発がなくても電力供給に支障はありませんでした。
危険で莫大な費用がかかる「原発はきっぱりゼロへ」の声を広げましょう。
しんぶん赤旗日曜版 3/14号より