2月5日、築地市場移転の影響について、4回目の聞き取り調査を行いました。

4名の区議団と、都議団からも、大山とも子、尾崎あや子、あぜ上三和子都議も参加、総勢12人で手分けして、場外市場の物販店を中心に、お話を聞きました。

 

私が直接伺ったお店では

●朝はまったくお客が来ない。年末は良かったけど、年始は全然ダメ。前は6時に店を開けるとすぐお客さんが来ていた。今は10時ごろにならないと来ない。売り上げは2割減。

●移転前は冷蔵倉庫がすぐ近くだったが、今は豊洲なので、取りに行くのも大変。

●築地に戻ってきてほしいけど、戻るといっても業者は大変だと思う。豊洲に行ってよかったという声は全く聞かない。買い回りも大変で、みんな困っている。

●跡地になにをつくるのか、カジノなんて話もあるらしいけど、病院の前にカジノなんてとんでもない。

●お客さんはだいぶ戻ってきたけど、移転前から年々売り上げは減ってきて、年末の仕入れも半分にしたけれど、思ったほど売れなかった。

●豊洲に仕入れに行くが、不便で困る。道路も不便だし、中は迷路で、どこを歩いているのかわからなくなる。

●物販は厳しい。年末も厳しかった。築地魚河岸と場外のお店とお客を取り合っている。本当は、お客全体が増えているならいいが、売り上げは3・4年前の半分になっている。

・・・などの声が寄せられました。

 

 

場内、場外一体となって機能してきた市場が、豊洲と築地に分断されて、たいへんな苦労を強いられている状況がよくわかりました。

これまでと今回の調査を踏まえて、区へもしっかりした対応を要望していきたいと思います。