6日閉場日の築地市場(10/7しんぶん赤旗より)

 

 

築地市場が閉場となり、明日10日までが引越し作業、11日が豊洲市場の開場日となっていますが、連日の報道を見るとずいぶん視点が違う内容になっています。

 

豊洲市場の土壌汚染、地下水管理、施設の欠陥、駐車場不足、交通問題など、解決しないままの「ぶっつけ本番」開場で、苦労を強いられるのは業者や買い出しの人々。本当にひどい話です。

 

  

お店に掲示された「閉店の御挨拶」

 

御挨拶

私共昭和23年開店、今日まで続けてこられたのも、お客様のお陰です

市場が築地から豊洲に移転するのを機に

店を閉めることといたします―

お寿司屋さんの店先に貼られていた挨拶です

 

 

築地市場は中央区の地域経済に2兆円規模の経済効果があると、以前中央区が調査して発表していますが、移転によって、すでに飲食店の閉店があいついでおり、今後も地域経済に深刻な影響を及ぼすことは明らかです。

 

9月27日、区長に予算要望を提出した際、「築地市場の移転延期、解体工事の延期を都に求める」緊急の申入れをおこないましたが、吉田副区長は「移転にともない、数々の問題が起きることは認識しており、区としてしっかり対応していく」と答えました。

移転を容認した中央区の責任を認識して、きちんとした対策を求めたいと思います。

 

9、10日は市場が休み、飲食店もたいへんです