28日、築地市場の豊洲新市場の移転を10月に強行しようとしているのに対し、豊洲移転と食の安全・安心について考える学習会が開かれました。会場いっぱいに100人余が参加し、熱気にあふれました。

 

宇都宮健児・日弁連元会長など、各界から発言がありました

 

 

主催した日本消費者連盟の纐纈(こうけつ)美千世事務局長が「豊洲移転で食の安全・安心が本当に守れるのか、今こそ改めて問い直したい」とあいさつ。

 

中澤誠・全労連東京中央市場労働組合委員長は「豊洲新市場には、交通が不便、床の耐荷重不足など問題が山積している。仲卸業者らの質問にもまともに答えず、10月移転を強行するのは極めて乱暴だ。築地市場を絶対壊してはいけない」と訴えました。

 

築地仲卸業者でつくる「築地女将さん会」の山口タイ会長は「豊洲はうそと隠ぺいとごまかしでできた市場。どんなことがあっても築地を守りたい」と語りました。

 

 

10月6日から引越、10月11日に豊洲市場開場といっても、引っ越しする当事者も消費者である私たちも納得していない移転計画。

移転中止・延期を求め、それぞれの立場から世論と運動を広げようと決意を固め合いました。