6月2日、シンポジウム「築地市場の行方」第2弾が開かれ、私も参加しました。

宇都宮けんじ弁護士が代表の「希望のまち東京をつくる会」が主催。約170人が参加しました。

 

 

宇都宮代表(元日弁連会長)は「小池百合子知事は、都民や市場業者への約束を投げ捨てて豊洲移転を進めているが、『築地ブランド』をつくる仲卸業者と日本の食文化を切り捨てるもの」と述べました。

 

 

建築エコノミストの森山高至氏は、豊洲新市場の(1)食の安全・安心は捨てた(2)効率的な物流が実現できていない―という問題点を強調。水産卸売場から仲卸売場までのターレによる移動が、築地より6倍も時間がかかることなどを明らかにしました。

(内容は森山高至氏のブログで詳しく紹介されています)↓

https://ameblo.jp/mori-arch-econo/entry-12381170464.html?frm_id=v.mypage-checklist--article--blog----mori-arch-econo_12381170464

 

 

東京中央市場労働組合の中澤誠委員長は「移転は無理だ」という声が築地市場では上がっていると話しました。

 

 

宇都宮、菅原、中澤、森山の4氏に加え、1級建築士の水谷和子氏、「築地女将(おかみ)さん会」の山口タイ会長ら3人の女将がトークセッションしました。水谷氏は、遮水壁の欠陥や地下水管理システムで地下水位は下がっていないなど豊洲市場の問題点を指摘しました。

 

話を聞けば聞くほど、欠陥だらけの豊洲新市場の開場は無理だと感じました。