隅田川から見上げた築地大橋(未開通)。
向こう岸が築地市場。=4月29日撮影
公文書改ざん、データのねつ造など何でもありの安倍政権の下で、今度は、刑法が禁じる賭博場・カジノの解禁を具体化するカジノ実施法案を閣議決定したとのことです。
人の不幸を食い物にして、ギャンブルで儲けることが「成長戦略の目玉」という考えが信じられませんが、各界からの批判を前に、「世界最高水準のカジノ規制」という“題目”を立てているそうです。
その中身は?
▽日本人の安易なカジノ入場の抑制策とされた入場料は6000円=東京ディズニーランドより安く設定
▽入場回数「制限」は週3回、月10回=事実上の“入り浸り”容認
▽3カ所とされたカジノ設置地域は最初の認定から7年間だけ=その後の見直しで野放図なカジノ拡大に道を開く
―というのですから規制でも何でもありません。
「築地市場の移転後にカジノを含む都市型IR(統合型リゾート)を」―中央区議会全員協議会で、以前(2014年2月)森記念財団理事長の伊藤滋氏が講演で述べていました。
大阪、横浜など、各地でカジノ誘致を競い合っていますが、東京も危ない!!
カジノで「人に感動と親しみを与え、尊敬される街」になるはずがありません。
カジノ実施法案自体を廃案にさせましょう。
↑全員協議会資料より