中央区内では、現在、日本橋、八重洲東京駅前、晴海選手村など32の再開発事業が動いています。

 

7月31日の中央区都市計画審議会では、豊海地区の市街地再開発事業計画が審議され、日本共産党の志村委員は、住環境を悪化させるこの計画に反対しましたが、賛成多数で「諮問を可とする」決定がなされました。

 

審議会資料より抜粋↓

 

 

この計画は、築40年以上のマンションの建て替え計画を検討する中で、周辺の地域を含めた再開発事業として準備組合が設立され、2㏊の地区に、地上56階、高さ189mのタワーマンションを2棟建設する計画です。

権利者は443名、なのに2150戸の住宅をつくり、建築後の居住者は3600人を見込んでいます。

 

人口が増え続ける中央区ですが、今後もこうしたタワーマンションをどんどん建てて、本当にだいじょうぶなのでしょうか。

住環境の悪化、人口急増による保育園などの不足、交通機関の混雑、そして果たして2020年後もマンションが売れるのか、既に供給過剰になっているのに、どうにも止まらない再開発熱。

飽くなき利益の追求ではない、住民のためのまちづくりへの転換が必要だと思います。

 

 

審議会の内容は、区議団ニュース「お元気ですか!志村たかよしです」を参照ください↓