13日から始まる中央区議会第二回定例会。

質問準備の中で、狭い地域で何軒もの超高層ビルが建つ再開発事業は環境にも影響あるけど、地下の地盤にも影響あるかしらなどといろいろ話をしていて、しんぶん赤旗の「潮流」の記事が目に留まりました。

 

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しんぶん赤旗【きょうの潮流】6月8日

私たちがふだん歩くのはアスファルトの上で、その下にある大地のことを考えることはめったにありません。しかし、そこには46億年という遠大な地球の歴史と躍動する姿が刻まれています▼気の遠くなるような年月をかけ、砂や泥、土や石が積み重なってつくられた地層。それは、地球の動きの中で形成され、消滅し、再生しています。陸や海、山もその循環の中で絶えず変化していますが、地球史では瞬間ともいえる人類がそれを感じとることは難しい▼その地球の歴史に「千葉の時代(チバニアン)」が刻まれるかもしれません。市原市にある養老渓谷の地層には約77万年前の火山灰が含まれ、地球の磁気が反転した貴重な痕跡をとどめています▼一つの大きな磁石としての性質を持っている地球は過去何度もN極とS極が逆転。最後に起きた地磁気の反転が77万年前だったとされています。市原市の地層は、それがはっきり確認できると▼地質によって区分される時代には、境目が最もよく分かる場所の名前が付けられてきました。今回、チバニアンと名付けられれば日本では初めて。国際学会に申請する研究チームは「地質学の普及や子どもの教育に大きな波及効果が期待できる」といいます▼イタリアも手を挙げており命名の行方はわかりませんが、地球の成り立ちや変動への関心が広がれば。“奇跡の星”を慈しむことは人類にとっても有益です。自然を理解し、愛着をもつことは、同じ時代を生きる命への共感の裏返しなのですから。

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地球も変動している! 岩盤まで杭を打っているから大丈夫というのも安全神話かとこもごも考えました。
 
 
永代橋から中央大橋を望む