浜町中の橋の池のスイレンが今年もきれいに咲きました=5/29撮影

 

 

5月25日に東京都は、築地市場内の土壌調査の結果を発表し、マスメデイアでも、築地で有害物質が検出されたと報道されています。しかし、今回の調査の結果は、築地ではなく、豊洲地域がいかに危険であるかを裏づける結果となっています。

 

今回の調査は、築地の111かカ所の調査ですが、たとえば、発がん性物質のベンゼンは、わずか1か所からごく微量が検出されただけ。豊洲の土壌からは基準の4万3000倍が検出されました。

水銀は1か所で基準の1・8倍の検出でしたが、豊洲では基準の24倍の検出でした。

シアン化合物にいたっては、築地では検出されませんでしたが、豊洲では基準の860倍も検出されました。

築地の場合、多くが自然汚染の範囲であることが指摘されています。その対策は、軽微なもので済むことは間違いありません。

 

だいたい、築地市場の80年で、食品汚染も食中毒も一度もありません。これこそ、築地が安全なことの何よりの証明ではないでしょうか。「築地女将さん会」など市場関係者から、自民党の築地バッシングに対し「営業妨害だ」という厳しい批判が出ています。

 

 

築地市場における土壌調査の結果についての

中央卸売市場発表の資料の抜粋(5/25)