12日、新日本婦人の会中央支部第51回大会が開かれました。

 

  

 

議事の前に行われた学習会では、東京中央市場労働組合委員長の中澤誠氏が「豊洲市場問題と食の安全」について講演。

この間の経過と築地市場の移転は民主主義としてどうなのかという視点からお話があり、一日も早く移転中止の決断をと呼びかけました。また、築地市場は昭和モダンを代表する建築物であり、物流効率に優れている市場であることを再評価して現在地で再整備することと、豊洲新市場予定地は豊洲地区の住民が心から喜べる計画に変え、築地市場と豊洲を同時に再生することを提案。

参加者から「築地市場も土壌汚染があるとニュースで言っていたが」という質問がありましたが「築地の調査でヒ素が基準の2.6倍と発表されたが、『自然由来』と考えられる。豊洲市場用地は工場由来の深刻な土壌汚染地で基準の10倍以下のヒ素が『自然由来』として処理されずに残っている。」とのこと。

土壌汚染の場所に生鮮市場を移転させる計画の無謀さに改めて怒りがわきました。

新婦人中央支部としても「豊洲への移転の中止」を求めてこれからもがんばろうと決意を固めあいました。

 

 

支部大会では、私たちをめぐる情勢、この1年の活動とこれからの方針について話し合いました。

私も、プロジェクターを使って発言。「中央区は今年1月人口が15万人を超え、保育所や高齢者施設などの整備が人口増加に追い付かない状況について改善を求めていこう」と話しました。