11月29日、区議会環境建設委員会で、3件の議案の審議が行われました。

 

●1 廃棄物の処理及び再利用に関する条例改正

●2 自転車の放置防止に関する条例の一部改正

●3 指定管理者の指定について (区立温浴プラザ)

 

●1・・・・事業系一般廃棄物処理手数料を3.5円引き上げ、キロ当たり40.0円に改定、あわせて家庭廃棄物の臨時・多量排出時の手数料やごみ処理券などを改定し、有料ごみ処理券が45リットル券1セット10枚で3420円(320円の値上げ)になります。

 

アベノミクスの恩恵など全くない中小企業や商店中小企業や商店にも負担増となること

本来、各区で決定すべき手数料が二十三区で同額の値上げとなり、区の努力でごみを減量しても手数料は下げられないこと

清掃工場などの設備プラントの減価償却費や償却利子も含めているためごみ処理原価は年々上がっていること

ごみ問題の解決のためには出たごみをいかに処分するかではなく、発生源で減らす抜本的な改革が必要なことを指摘して、手数料値上げの条例改正に反対しました。 

 

●2・・・・銀座6丁目に来年4月オープンする商業ビル「ギンザシックス」の地下に区立駐輪場を開設します。

 

駐輪場が不足している銀座地区に、新たに収容台数408台の区立駐輪場を開設することは放置自転車を防止するためにも必要なことですが、2015年4月から有料化された他の区立駐輪場と同じ使用料負担に加え、この駐輪場は地下機械式のため一時利用の際も1000円の識別カードが必要となり、利用者負担がさらに増えます。

駐輪場を有料化したために利用率が半分となっており、自転車利用や有料化の是非を含めた抜本的な検討を求め、条例改正に反対しました。

 

2017年4月オープンの「ギンザシックス」

この地下に区立駐輪場を開設(11/30おぐり撮影)

 

●3・・・・区立温浴プラザ「ほっとプラザはるみ」の運営をする指定管理者に、はるみ未来創造パートナーズを選定する議案には賛成しました。

 

今日の委員会で、他の委員からは質問や発言はなく、3件とも賛成多数で可決されました。

 

全部で14件の議案の賛否は、明日の本会議で決定します。

 

何の実?(11/15 おぐり撮影)