本日11月3日、日本共産党のかち佳代子都議会議員を迎え、豊洲移転問題を考える集いを行いました。

11月1日に、豊洲新市場の建物下に土壌汚染対策として行うはずだった盛り土がなかった問題で、都は2回目となる自己検証報告書を出し、都が地下空間を設ける意思決定をした当時の中央卸売市場の幹部8人(OB含む)を懲戒処分すると発表。

連日マスコミでもこの問題が取り上げられ、関心が高い中、集いには市場の関係者や消費者、区民など100名を超す参加者で会場がいっぱいとなりました。

 

 

豊洲市場問題を報告するかち佳代子都議会議員

 

かち佳代子都議会議員は、1989年当時からの経過を踏まえ、築地市場移転に一貫して反対してきた日本共産党の活動を紹介。

特に、今大問題になっている、盛り土がなかった問題では、9月7日に日本共産党都議団が地下空間があることを現地視察で確認し、9月9日(金)に、週明けの12日(月)記者会見をすることを報道各社に知らせたところ、その翌日9月10日(土)、都庁が休みの日にもかかわれず小池都知事が緊急の記者会見を行い盛り土がされていなかった事実を発表したという経緯について説明。

また、盛り土がなかっただけでなく、地下水を管理するシステムも機能せず、安全宣言などありえない状況になっていることを詳しく報告しました。

 

会場からも「共産党ががんばってきたからこそ、移転を延期させ、いろいろな問題を明るみに出すことができた」「これからも石原元都知事の責任を徹底的に追及してほしい」などの声が寄せられました。

仲卸の業者の方からは、11月12日に行われる第2回目の専門家会議に、専門家や一般の都民も参加できるように都に要請してほしいという要望など、会場からたくさんのご意見や質問などがありました。

 

閉会挨拶をする私(おぐり)

 

 

東京都の2回目となる自己検証報告書についての都議団談話はこちらをご覧ください→

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik16/2016-11-02/2016110201_04_1.html