27日~29日、沖縄に行ってきました。
那覇市で開かれた「おきなわ地方自治の学校」に参加し、憲法に明記された地方自治の重要性について、講義と質疑応答、意見交換。
政府がすすめる「地方創生」や「社会保障」についても、その問題点と今後の展望について意見交換しました。詳しい報告は後日。
29日には、米軍が訓練のため使用するヘリパッドを、日本の政府が国民の税金でつくるという東村高江の現場に案内してもらいました。
緑豊かなやんばるの森
N1(ヘリパッド新設場所の記号)裏の座り込みテント
沖縄防衛局は、米軍北部訓練場(東村、国頭村)のヘリパッド(垂直離着陸機オスプレイが使用する着陸帯)建設のため、25日、通称「N1裏」の座り込みテントから資材搬入口のN1表ゲートにつながる里道に、人が入れないように金網で柵をつくりましたが、29日その周辺に、有刺鉄線まで設置しました。
里道に作った約5mの柵
柵の周りには有刺鉄線をはりめぐらせて
金網の向こうで「警備」している15人もの防衛局職員と民間警備員
ヘリパッド建設に反対する県民やその支援者たちは「そんなに日本をアメリカに売り渡したいのか」などと抗議を続け、連日、工事用道路整備のための砂利搬入に対する抗議行動が取り組まれています。
現場に行ってみて、米軍のために国民を排除し、新たな基地建設を進める日本の政府の横暴さと卑屈さに、怒りを通り越して悲しく思いました。