6月20日から行われる区議会第2回定例会。

提案予定議案の中に、「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に向けた海外視察」のための補正予算が提出され、波紋を呼んでいます。

 

7月3日から9日の7日間、パリ、ロンドン市を、区長、区議会議長ほか4名が視察にいくというもので、視察内容は、観光施策、多言語対応、大会後のまちづくり、まちの安全・安心の取組、受動喫煙防止の取組など。視察経費として、1118万6千円計上しています。

 

「舛添知事の海外視察が大ブーイングを浴びている最中、『最悪のタイミング』と庁内の視線は冷ややか(都政新報6/7)」と報道されたり、区民の方からも「もう東京都の選手村計画がかたまってしまってから何を見に行くのか。海外で見てくるより、まちの声を聞いて欲しい」という声が寄せられています。

 

私たち区議団は、海外視察を全部否定しているわけではありませんが、今回の視察は「なぜ、この時期に、ロンドン・パリなのか」納得がいきません。

海外視察の必要を考えていたのであれば、当初予算で提案するのが筋だと思いますが、突然、補正予算を6月に提案し、7月に視察するというのはあまりに唐突です。

これから関係委員会でしっかり「追及」していきます。

 

都の資料より

 

アメリカデイゴ(6/8撮影)