21日、築地市場の移転計画について、市場業者の団体「築地市場・有志の会」と市民団体「守ろう!築地市場パレード実行委員会」が共催した緊急シンポジウムが行われました。

 

5・21緊急シンポジウムin築地市場(おぐり撮影)

 

水産仲卸業の有志が呼びかけ活動している「築地市場・有志の会」がおこなっている、豊洲新市場の11月7日開場スケジュールの撤回を求める「請願署名」が、仲卸業者591人の54%にあたる321人から寄せられ、過半数を超えたことが報告されました。

 

豊洲用地の土壌汚染、豊洲市場への交通アクセスや場内の物流計画のずさんさなど、きちんと解決されず、業者の声にもきちんと応えずすすめている東京都の姿勢が問われます。

 

舛添都知事の政治資金をめぐる疑惑で、都民・国民からの批判が集中していますが、食の安全・安心を守るために、豊洲市場の問題にも真摯に向き合い、開場スケジュールの見直しを決断することを都知事に求めたいと思います。

 

↑シンポジウムの様子を伝える日刊食料新聞=5/24

 

追記

5/24のしんぶん赤旗(↓)に、有志の会とは別の、仲卸業者らでつくる「躍進する市場の会」が20日都庁で会見し、開場予定日の延期を求める要望書を提出したとの記事が載っていました。

「11月7日の開場予定日の延期」は仲卸業者の多数の声になっています。