今週の日曜版3月6日号で、NHK連続テレビ小説「あさが来た」のヒロイン・あさのモデル、幕末生まれの女性実業家「広岡浅子とその時代」の特集記事が掲載されています。

日曜ワイド
しんぶん赤旗日曜版3/6号

広岡浅子氏は、女性が人格を持った人間として認められなかった時代に、女子を「人として、婦人として、国民として教育する」という理念を掲げた成瀬仁蔵氏に賛同して日本女子大学校の設立に尽力。ドラマではいよいよ女子大学校の建設にこぎつけます。
日曜版では、彼女の生き方は、のちに女性の地位向上などで活躍する女性たちに大きな影響を与えたことが紹介されています。

2月に文京区と日本女子大学が主催するシンポジウムに参加し、日本女子大住居学科卒業の建築家妹島和世氏のお話も聞きました。金沢21世紀美術館などを設計し、建築界のノーベル賞といわれるプリツカー賞を受賞するなど、世界を切り拓く活躍をされています。

1901年に日本女子大学校が創設されてから今年で115年。当時と比べれば女性の地位は格段に向上し、女性も各分野で活躍しています。しかし、真の男女平等、女性も男性も輝く社会への道は、まだまだこれからの闘いにかかっていると思います。


桜
校庭の桜がもう咲いていました
=京橋築地小学校 3/6撮影