3日、中央区平和委員会の企画で、世田谷区の平和資料館の見学に行きました。

23区内で初の常設の平和資料館として今年8月15日にオープンした平和資料館(愛称:せたがや未来の平和館)は、緑豊かな世田谷公園の中にあります。


世田谷公園や隣接する昭和女子大学の敷地も、戦前は練兵場などの軍事施設だったところで、公園の東隣は、現在も陸上自衛隊三宿駐屯地。

市民が憩う公園の隣が自衛隊の施設というのにも驚きましたが、この世田谷公園には、広島から運ばれてきた「平和の灯」のモニュメントや、広島・長崎の被爆二世の「柿の木」や「アオギリの木」もあります。


平和資料館は、戦時下の世田谷区民のくらしや東京大空襲、学童集団疎開などの記録が展示されています。


平和資料館

平和資料館前にて


平和の灯
世田谷区平和都市宣言5周年を記念して

1990年に設置された「平和の灯」


被爆二世の柿の木
長崎で被爆した柿の木の二世



自衛隊施設入口

世田谷公園に隣接する自衛隊施設



木造兵舎

世田谷公園西側の団地群の外れにある

唯一現存する「野砲兵第一連隊兵舎」の建物