労働者派遣法改悪に抗議

８日、参院厚生労働委員会で、労働者派遣法を自民、公明が強行採決し、可決しました。

直前に、施行日を９月１日から３０日に変更するなどの修正案を出し、その質疑もせずに採決してしまうという暴挙。道理のなさが際立ちます。

非正規雇用の増大で貧困や格差の拡大が社会問題になっているのに、さらに企業に都合の良いように改悪して、何年働いても正社員になれない「生涯派遣」の労働者をどんどん増やすことになる労働者派遣法の改悪は許せません。

８日夜、日本ＩＢＭ本社前で行われた、ロックアウト解雇撤回を求める包囲行動（写真）には６００人が集まりました。

集まった労働組合や支援者の人たちは、今でも無法な解雇や長時間労働が横行しているのに、労働法制をいっそう悪くしようとしている政府に対しても、大きな抗議の声を上げました。