アメリカ海兵隊のMV22オスプレイが、日本時間18日午前6:40、ハワイで墜落事故を起こし、1人死亡、21人が負傷しました。


米軍は、この危険なMV22よりさらに事故率が3倍も高いCV22オスプレイを、首都東京の横田基地に配備すると発表しています。

この問題で、18日、日本共産党東京都委員会と都議団、区市町村議員団は、防衛省、外務省に「配備撤回」を求めるよう申し入れを行い、私も参加しました。


日本の人口の3分の1が集中する1都8県の上空が訓練区域になる危険性、低空飛行や夜間訓練などの実態などから、オスプレイの横田基地配備計画を撤回するよう米国政府に求めるよう要請しましたが、防衛・外務両省の担当者は、「米軍の運用については承知できる立場にない」「米軍から情報が得られたら説明します」と繰り返すばかりでした。


驚いたのは、オートローテーション(ヘリコプターのエンジンが停止した際、主回転翼を風の力で空転させて揚力を得て、着陸する機能)ができないヘリは日本の航空法では運用できないのに、オスプレイは「特例で除外している」と平然と説明していたことです。

どんなに危険でも、どんな訓練をするかわからなくても、周辺自治体からどんな要請があっても、米軍には何も言えないという態度に怒り心頭です。


オスプレイの配備撤回!ましてや日本が購入するなんてとんでもない!!




(写真)申し入れに先立ち、15日の国会外務委員会の報告をする宮本徹衆議院議員。