17日、中央区議会予算特別委員会で、日本共産党区議団が提出した修正案が審議されました。


修正案は

①区民の合意を図らず行おうとしている駐輪場有料化を中止すること、

②ムダを省き、簡素で効率的な区民本位の行財政運営を図ること、

③学校プールの一般開放、区の情報公開をいっそう促進するなど、区民にとって緊急かつ必要な施策を予算化する、という基本に立って、一般会計歳入歳出予算を6,4165千円減額する修正案です。


《歳入予算の修正内容》
区立駐輪場19ヶ所の有料化の中止 △7,265万円
放置自転車撤去・保管料徴収の中止 △427万円
月3小温水プール開放再開による使用料収入 90万円
情報公開の閲覧・視聴手数料の廃止 △55万円
財政調整基金からの繰り入れ 1,240万円


《歳出予算の修正内容》
駐輪場有料化に伴う管理業務増加分の削減 △6,480万円
議長交際費を半分に削減 △75万円
区長交際費を半分に削減 △275万円
議員の費用弁償の廃止 △457万円
賀詞交歓会の簡素化 △467万円
学習力サポートテストの中止 △663万円
月3小温水プール開放再開の経費 2,000万円


しかし、残念ながら、他会派から質問もなく、わずか1分弱で修正案は否決されてしまいました。


その後、区長提案の各会計予算について採決が行われ、賛成多数で可決。日本共産党は7議案のうち5議案に反対しました。

反対の意見は、次の機会に掲載します。




築地川公園の桜 3月14日撮影