東京都は、2020年東京五輪の選手村に、大会終了後超高層マンション建設を計画しています。

この問題で、先日日本共産党の吉田都議が中央区を訪れ、私たち区議団と「晴海地区将来ビジョン」について中央区の説明を受け、それを踏まえて27日の都議会オリンピック・パラリンピック特別委員会で質疑した内容が、28日のしんぶん赤旗に載っています。



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(記事の紹介)

吉田都議は、50階建ての超高層マンション2棟について、事前に意見を聞いた民間デベロッパーの意向を受けたものではないかと疑問をなげかけ、IOCに提出した立候補ファイルの内容を大きく変更するものだと指摘をしました。

「都が用地取得、基盤整備をふくめ、莫大な公費を投入する選手村整備が、一部の民間事業者の利益のためにゆがめられることはあってはならない」と批判し、計画の再検討を迫りました。

(中略)
自民党の立石都議は、住民から「超高層マンションで収益を得ようとするのは間違いだ」の声があがっていると指摘、「億ション、こんなものはレガシー(五輪大会の遺産)というべきではないと思う」と批判しました。


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晴海選手村モデルプラン

上図は都が発表した「選手村 大会終了後の住宅棟モデル」。

中央に2棟あるのが、オリンピックが終わってから建設する50階建ての超高層マンション。

つまり、「選手村」としては必要のない「億ション」です。