16日、新日本婦人の会中央支部の大会が開かれ、特別講演で白神優理子弁護士の話を聞きました。


今年1月に弁護士になったという若手弁護士白神さんは「戦争は秘密から始まる」と題して、特定秘密保護法の持つ危険性について詳しく、わかりやすく講演。

✖秘密の範囲を国家がどこまでも拡大できる✖市民運動でも逮捕される✖うっかり漏らした場合も「漏洩」罪で懲役刑✖警察に調査・監視され、プライバシーがなくなってしまう✖誰もチェックできない、裁判になっても、なぜ逮捕されたかわからないから反撃もできない

など・・・秘密保護法は「死のおきて」=何が秘密でなぜ罪に問われるのかわからないという法律

そして、秘密と監視が人々を萎縮させ、考えないようにさせられ、洗脳がはじまる・・・

しかし、一方で希望もある

●そもそも法律はまだ施行されていない。施行前に廃案にすることもできる

●反対世論が広がっている。全国52単位すべての弁護士会、日本ペンクラブ、日本歴史協会やマスコミ関係など各界、各層の広範な反対の運動

●名護市長選での勝利など安保体制そのものへの批判、憲法を守れの草の根の運動、アジアに広がる非核地帯・・・


講演を聞き、改めて、秘密保護法の危険性と、私たちが声をあげる大切さを実感しました。


大会で、私は中央区の情勢について発言。オリンピックとまちづくりの問題、築地市場「移転」問題、人口増と中央区の財政について、パワーポイントで報告しました。


15日(土)は恒例の築地宣伝。1時間半で130筆の署名が集まりました。


140315