築地市場の移転予定地である豊洲新市場の建物は、入札不調で建設工事ができないままです。
東京都は再入札の手続きを進めていますが、施設建設工事3件の予定価格は合計1035億円となり、不調に終わった11月より1・6倍も増額しました。
大手ゼネコンは「工期が短すぎる」「資材や人件費はさらに値上がりが予想される」と強気で、工事の途中で建設費が更に高くなりかねません。
都民の税金を湯水のように注ぎ込み、わざわざ土壌汚染地へ生鮮市場を移す愚策は止めるべきです。

前日本弁護士連合会会長の宇都宮健児弁護士(67)は昨年末の28日、都知事選への出馬の意向を表明し、今日公約を発表するとのことです。
宇都宮氏はおととし12月の知事選で96万票を獲得し、善戦しました。
宇都宮氏は「安倍政権の暴走に東京からストップをかける」と決意を語っています。

都知事選挙で、築地市場移転を中止し、現在地再整備を決断できる知事を誕生させましょう。

現在の築地市場