12月5日、第7回新しい築地をつくる会が行われました。
この会は、「築地市場移転に断固反対する会」から改組し、中央区内の商工団体・場外市場団体・衛生関係団体・町会・消費者友の会・区議会各会派幹事長が会員となって、築地市場「移転に備えて」様々な検討を行っています。

今回は、築地場外につくる予定の「築地新市場」の工事が入札不調で遅れること、築地新市場の店舗への入居者募集要項などが報告されました。
施設整備費は予定価格を増額して再入札を行い、来年7月頃から工事に入り、2015年度に築地市場が移転する3ヶ月前にはオープンさせたいとしています。

募集する店舗は93区画。1階が店舗・2階が事務所件倉庫でハシゴでつながっている構造で、1区画約35㎡=21万円(サイズや賃料は12通りあります)。
募集受付は年明け1/20~2/1まで。
〈詳しくは中央区のHPに掲載中〉

[マロンレポート] おぐり智恵子の活動日誌-築地場外 先行施設用地
築地場外の区営駐車場跡地。ここに「築地新市場」をつくる予定
[マロンレポート] おぐり智恵子の活動日誌-「築地新市場」イメージパース
晴海通り側(上の写真の位置)イメージパース

この会で、日本共産党の志村委員は、区は場内で営業している仲卸業者の入居を想定しているが、豊洲新市場へ移転するかどうか意向調査が来年2月からとなっており、その前に築地へ出店受付は締切となっていることなどに懸念を表明し、「築地(中央卸売)市場そのものを現在地に残すことが築地の活気と賑わいを発展させる道ではないか」と意見を述べました。

[マロンレポート] おぐり智恵子の活動日誌-131116 築地場外
買い物客で賑わう場外市場