明日6日の国会会期末を控え、秘密保護法案の審議が緊迫しています。
安倍政権は今日にも参院国家安全保障特別委員会での採決を強行しようとしています。国民の反対の声の広がりを恐れて成立を焦っているように見えます。

昨日は、野党7党の党首や幹部が揃って、有楽町駅前で慎重審議を求める合同演説会を開きました。また、国会周辺では、ヒューマンチェーン(人間の鎖)の行動が行われ、全国から駆けつけた6000人が国会議事堂を包囲して「廃案に」の声を上げました。

日に日に反対の声が広がり、どんな世論調査を見ても、この法案に反対する声は5割を超え、国民の8割が慎重審査を求めています。
ノーベル賞を受賞した益川さん、白川さんをはじめとする「学者の会」の反対声明はわずかの期間に2000人を超える賛同者が広がっています。「映画人の会」の反対声明には、山田洋次さん、吉永小百合さんなど264人もの賛同者が広がっています。

国民の目、耳、口をふさぎ、基本的人権も民主主義も破壊して「戦争への道」を突き進む、危険な法案の強行成立は許されません。今日も国会要請行動が行われています。明日6日には日比谷野外音楽堂での大集会が予定されています。国民の反対運動を広げ、秘密保護法案はなんとしても廃案にさせましょう。

$[マロンレポート] おぐり智恵子の活動日誌-131204

昨日は、「許すな!IBMのロックアウト解雇 12・4大集会」(写真上)に参加しました。
安倍政権は「解雇の自由化」をはじめとする労働法制改悪をすすめようとしています。日本アイビーエムでのロックアウト解雇は「解雇自由化」の先取りであり、全労働者にかけられた攻撃!
全国的な運動で支援し、勝利への飛躍をつくろうと解雇撤回闘争支援の全国連絡会が結成されました。

暴走を続ける安倍政権。「秘密保護法」や「解雇自由化」・・ならぬものはならぬ!と声を広げましょう。