29日、都議会が始まりました。注目は、猪瀬都知事の5千万円問題。
「親切な方だと思った」…医療法人の「徳洲会」グループから5千万円を受け取っていた猪瀬都知事は記者会見でそう答え、昨日の都議会での「所信表明」では「自分の先の生活に不安があり、昨年11月に個人として借り入れた」と主張しました。

どちらが貸し借りを持ちかけたのか、徳洲会が強制捜査された直後に返したのはなぜか、突然出してきた借用書は本物か。すべてがあいまいです。11/29の「都政新報」は「郵送されてきたという借用書は折り目ひとつなかった」と報じています。
「過去最多票で都知事になり、オリンピック招致を成功。しかし、絶頂もつかの間、公人としての資格にかかわる今回の問題です。高潔さや健全性を求められる五輪運動に携わる資格も問われています」(赤旗「潮流」氏)全くその通りです。

日本共産党都議団は、議会が調査できる百条委員会の設置を提案し、都の補助金を受けている医療法人から資金提供された重大問題として真相の解明にのぞみます。
中央区議会は3日最終日ですが、都議会の動向に目が離せません。

$[マロンレポート] おぐり智恵子の活動日誌-131129 銀杏稲荷
写真は日本橋蛎殻町の銀杏稲荷神社 11/29撮影