東京都が強引に進めている築地市場の豊洲への「移転」(正確には築地市場の「廃止」と豊洲新市場の開設)。
中央区は築地市場が移転した後のことを考え、場外に「鮮魚マーケット」のような施設をつくり、市場が移転する3ヶ月くらい前から「先行」して営業する予定をたてています。
ところが、「先行営業施設」築地新市場(仮称)と呼んでいるこの施設の建設工事の入札が「不調」となり、第4回区議会定例会に提出予定だった「契約」の議案が延期となりました。
オリンピックなどの影響で建築資材や人手不足によって建設費用が高騰しているためだそうです。入札のやり直しなどで、「契約」議案は来年6月の議会まで延期となる模様で、「先行営業施設」の開設時期にも影響が出るのではないかという不安の声もあがっています。

豊洲新市場の建設工事も入札の手続きに入っているようですが、まだ建物はできていない今こそ、「土壌汚染の豊洲への移転は中止せよ」と、昨日も築地の交差点で「築地市場移転反対・現在地再整備を」の宣伝署名行動を行いました。
120人を超える方から署名の協力がありました。諦めずにがんばります。

$[マロンレポート] おぐり智恵子の活動日誌-131116

写真は「先行営業施設」予定地