世界遺産になった富士山。我がふるさとの誇りです。
ところが、今日の新聞を見て驚きました。

陸上自衛隊による国内最大規模の実弾射撃演習「富士総合火力演習」が25日、東富士演習場(静岡県御殿場市など)で一般公開され、6月に世界文化遺産に登録された富士山麓に向けて、戦車や戦闘ヘリコプターなどが例年と同様、次々と火砲を撃ち込んだとの報道。
本当に許せません。

「信仰の対象」「芸術の源泉」の価値が認められて世界文化遺産に登録された富士山。本来であれば、自衛隊演習場も含め、景観や環境の保全を義務付ける「緩衝地帯」に指定され、ユネスコの監視下におかれる地域を、国・自治体の自主管理の「保全管理区域」とし、実際には景観条例などの規制からすべて除外されるようにしているとのことです。さらに、東富士演習場の一角を占める米軍海兵隊のキャンプ富士は「保全管理区域」からも除外し、世界遺産より米軍が大事という姿勢です。

$マロンレポート 日本共産党中央区議会議員 おぐり智恵子の活動日誌-130826
富士山に向け、りゅう弾砲を実弾射撃する総合火力演習
(しんぶん赤旗8/26付より)

霊峰富士にミサイルや砲弾を撃ち込むことにも平気な自公政権。オスプレイの追加配備、集団的自衛権の行使をねらうなど安倍内閣の暴走は、国民との矛盾を激化させずにはいられません。
安倍内閣の暴走をストップさせるために、日本共産党は、国会でも地方でも国民の声と運動と連帯してがんばります。