24 リデプション (DVDセル版) | まろんぱんのあれ

24 リデプション (DVDセル版)

監督:ジョン・カサー
脚本:ハワード・ゴードン
原案:ジョエル・サーナウ
製作総指導:ジョン・カサー、ロバート・コクラン、ブライアン・グレイザー、ジョエル・サーナウ、キーファー・サザーランド

主演:キーファー・サザーランド(ジャック・バウアー)、ロバート・カーライル(カール・ベントン)、ギル・ベローズ(フランク・トラメル)、ジョン・ヴォイト(ジョナス・ホッジス)、チェリー・ジョーンズ/etc


ストーリー

これは15時から17時に起こった出来事である。
母国アメリカに愛想の尽きたジャック(キーファー・サザーランド)は各地を転々としていた。そして現在、内戦で揺れるアフリカのサンガラにいた。そこで彼は、特殊部隊時代の仲間であったベントン(ロバート・カーライル)が運営する孤児たちのための学校に身を寄せていた。しかし平和な日々は長くは続かなく、武装集団が学校を襲撃してきた。その理由は子供兵士にするためだ。そしてまた新たな火種に巻き込まれていく。同じ時間にアメリカ初の女性大統領の就任宣誓式が始まろうとしていた。

まろんぱんのあれ-リデプション


 これは海外人気ドラマ24のシーズン6とシーズン7の間に起こった2時間のTV映画です。まぁあれです、大人の事情とやらで2008年にシーズン7で24話を作ることが不可能になったため、代わりにこれを作成して、2009年にシーズン7を放映しましょうってなった感じのものです。感想は一言で言えば、やっぱりTV映画はTV映画でしかない。TVと映画は別物だといいますが、まぁそんな感じだと思いました。TVであったはらはら感もあまりなく、もくもくと話がすすみます。また同時刻に進行する別視点の話もすくないです。2時間なのでしょうがないといえばしょうがないのですが。というか特典としてシーズン7の一話の途中まで入っていたのですが、こちらは最初からどきどきさせてくれました。まぁシーズン7を楽しむための下地って感じでしょうか。

 で、今回もありました。お色気シーン。なぜか無駄に着替えの途中から始まる。食事のシーンはあまり出てきませんが、着替えのシーンはありますとも。あぁこのドラマにもお色気が必要なんですとも。それも言ってはなんだけれども、細身が多く、どかんというのがありませんことよ。


で、あれです、出ていました。ジョン・ヴィイト。そうタラコで有名なアンジェリーナ・ジョリーの父ちゃんだ。よし、これをつてにアンジェリーナでてくれないかな。銃弾を曲げる敵フォックス VS酔っ払いの貴公子ジャック ってな感じでおねがいします。


今回の話はアフリカでの深刻な問題を取り上げている。そう少年兵のことです。でこのことについて話されているのが収録特典「“乾かない血”アフリカの少年兵たち」なのですが、これがね、残念ながらセル版特典であり、レンタル版には入っていない。研究者や24に登場していた俳優がそのことについて語たります。内容が内容だけに残酷でした。私的に本編よりも衝撃だったかもしれません。例えば、子供に子供を噛み付かせ出血多量で殺させたり、人間の腸をローブ代わりにして道を封鎖したりなどと。最近では、モラルの崩壊により昔まで最低限守られていた本来守るべき少年少女への危害が増えているそうです。英語のWebですがここ などに書かれていたりします。しかしなぜレンタル版はこの部分をカットして余分な宣伝のダイジェスト版なんて入れるのだろうと。今回の話で一番伝えなかったのはこの少年兵のことであり、その事について語られた部分をカットって。。これだったらまだ未公開集とかシーズンVIダイジェストとかをカットしたほうが良かったんじゃないかと思いました。逆に未公開シーンなどはセル版特典の方が。一番伝えたいところを詳しく見ることにより本編での話の深まりも増すというものです。


結論
ジャックが出ていると、ジャックは死なないので安心して鑑賞できます。