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結婚して1年弱で無事妊娠しました。
子供が大好きな「モラ夫」は大喜びでしたし、そうではない私も
女性は子供を産まないといけない
という固定観念にとらわれていたため、安心しました
しかしもうかなり昔の事なのではっきり覚えていないので、間違っているかもしれませんので時期的なことでは深く突っ込まないで下さいね
妊娠検査薬で「妊娠」を確認してすぐに病院へ行ったため
「2週間後にまた来てください」
といわれていました。しかしその前に少量ですが出血がありました
当時はまだネットが一般的ではなかったので家にパソコンは有りませんでした。そしてガラケーの時代で、しかも私はガラケーすらも持っていませんでしたので、情報を得るのはもっぱら本からでした。
慌てて本屋さんへ行き、調べてみると
出血したら例え少量でもすぐに病院へ行きましょう
と書かれていたため、2週間を待たずにまた病院へ行きました。この時先生からは
「前回はエコーに映らなかったけど今回は映っていますよ。出血は様子を見ましょう」
と言われ治療や薬など何もなく帰宅しました。
ここもいつだったのかをはっきり覚えていませんが…病院へ行った数日後だと思います。
夕食後部屋で過ごしていたら物凄い腹痛に襲われました
しかし波があり「激痛」「落ち着く」「激痛」「落ち着く」という感じでした。その私の様子を見て「モラ夫」は
「病院行く?」
と聞いてきました。
いまでこそ「少子化対策」で国から色々な援助があると思いますが(しっかり調べたわけではないので間違っていたらすみません)当時検診はもちろん保険はききますが全て自腹でした。
心配性な私は地域で1番大きな総合病院にかかっていたので診察料も他の病院よりもかなり高かったです
そしてまだ「妊娠初期」で既に2回も病院へ行っていて
このペースで病院へ行ったらいくらかかるかわからない
という経済的不安もあったし、元来我慢強い性格なので
「大丈夫」
と言い病院へ行くことを拒否し、ひたすら痛みと闘っていました
するとはじめは心配していた「モラ夫」でしたが、私がいつまでも痛がっていたので飽きたのか、言う事を聞かずに病院へ行かない私に腹が立ったのか。
「せっかく病院行く?って聞いてやったのに(行かないなら痛がるな)」
と、物凄いモラハラ発言をしてギターを弾き始めました
「モラ夫」の1番の趣味はギターで沢山ギターを持っていますし、アンプも持っています。「結婚」してからもテレビを見ながらもずーっと私の横でギターを弾いていました。細かいことを気にする、そして物音に敏感な私はこのギターを弾き続けることが大っ嫌いでした
しかしもちろん直接
「うるさいから止めて」
なんて言えませんでしたから、お構いなく毎日ずっと弾いていましたが、冷や汗を流して腹痛に苦しんでいる妊婦を放っておいてギターを弾き始めるとは…。
後から考えるとんでもないモラハラ野郎です
しかし痛すぎて文句も言えない私。
何時間か苦しんだ後、物凄い痛みに耐えられなくてトイレに行くと
血の固まりが出ました
物凄く悩みましたが…便器に手を入れてそれを拾って病院へ持って行く、という選択は出来なくて、悩んだ末に流しました。
そしてこれをきっかけに嘘みたいに腹痛が止まりました
翌日病院へかかると
「残念ですが赤ちゃんがいません。昨日出た血の塊がそうだと思います」
と言われました
私が苦しんでいた定期的に波の様にやって来る腹痛は…そうです…陣痛だったんです
続く
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