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「モラハラ夫」と出会うまでの話を書いていますのでしばらくお付き合いください。
既に24歳。6年以上付き合っていたA君から突然別れを切り出され、正直もうA君を好きかどうかもわからない状態だったとはいえ、楽しかった思い出や結婚のことを考えると、すんなり受け入れることが出来なかった私は
「元々結婚願望なんてなかったんでしょ?それなら大学卒業と同時に別れれば良かったじゃん。6年も付き合っておいて今更そんなこと言うなんてずるいよ」
「そうかもしれない。でも卒業した時は好きだったから遠距離になるからと言って別れることなんて考えもしなかった。それでもその後も遠距離で長く付き合っていて、このまま結婚しないのにずるずる付き合い続けるのはミントにとって良くないと思ったんだよ。結婚したいだろうし、俺のせいで結婚できなくなったら悪いと思って」
「そんなこといまさら言われても困る。嫌だよ、別れたくない」
もう自分もA君にそこまでの情熱も愛情もありませんでしたが、ここまで付き合って振られることに納得がいかなかったこと、そして既に長年連れ添った夫婦みたいに、ずっとそばにいて当たり前だったA君を完全に失うことを受け入れたくありませんでした
泣いて泣いて拒否しましたがA君の意志は固かったです
受け入れられず、結局別れることとなりA君は翌朝帰って行きました。
とはいえホテルに一緒に泊まったので、最後にHはしましたが…。
男なんてそんなものですかね…
話は逸れますが…
A君は背が高く細身でスタイルが良く、そしてHの相性がとても良かったです
Hに対して積極的なわけではない私同様、長い付き合いだからと言って変化を求めてアグレッシブなことをやアクロバティックなことをしようとはせず、毎回変化のない安定したHだったので、安心して出来ました。 ← 何の話だ…
この時はA君以外と付き合っていなかったので、他の人とのHを知りませんでした。
だからそれが当たり前だと思っていましたが、その後他の人と付き合い身体の関係を持つことになり、A君とのHがどれほど相手を思いやり、優しくて愛情あふれる物だったのかを思い知ったのですが…時すでに遅し…でした
こうして6年以上付き合っていたA君とは、本当にあっさりと別れることになりました
この時は思いませんでしたが、後になって冷静に考えると
A君が私に別れを切り出したときには既に東京で付き合っていた人がいた
と私は思いました。
それでも長く付き合っていた私に
「好きな人が出来たから別れたい」
とA君は言えなかったんだろうと私は思いました。
せめてもの思いやりで、私のせいで別れるわけではないということにしてくれたんだと思っています
もしくは悪者になりたくなかったのかもしれませんが…。
今でも時々
A君は今頃どうしているかな?元気かな?
と思いますし、死ぬまでにもう1度あってみたいなと思う人です
あれだけもう愛情もないし、何となく惰性で付き合っている…と思っていたA君と別れて、私は食事が喉を通らなくなり痩せました
長期間付き合っている人を失うのって、精神的にこたえますね
もう当たり前と思っていましたが、辛いとき必ず寄り添って話を聞いてくれる人が当たり前にそばにいる状態が長く続くと、その存在のありがたさを忘れてしまいます。
私は別れて初めてA君の存在が私にとってどれほど大切だったかを実感しました
「空気」みたいな存在だったかを。
とはいえもうA君とはやり直すことは考えませんでした。もちろんA君が受け入れてくれないんだから無理ですが
時間が掛かりましたが他に良い人を見つけようと思う様になりました
続く
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