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まずは「モラハラ夫」と出会うまでの話を書いていますのでしばらくお付き合いください。
入学直後はそんなことはなかったのですが、クラスの女子から圧倒的人気のA君からよく話かけられる様になってきました
その前から同じクラスのB君からはよく話かけられていました。
B君は一度就職した後に、どうしても大学進学を諦めきれずに、受験勉強をして見事合格したて、仕事をやめて入学してきたので、同級生ですがすでに23歳でした
元々年上が好きと言うことも全くなかった私。
18,19歳の人がほとんどの中での23歳は、やはり落ち着いている印象があり、大人だなというよりは…おじさん?なイメージでした
そんなある日B君からいきなり電話がかかってきました
そのころはまだクラス名簿と言うものがあり、プライバシーなんてあったもんじゃない、個人情報満載の名簿がクラス全員に配られていました
だからB君も当然私の住んでいるところの住所も電話番号も知っていたのです。
当時は携帯電話もなく家電しかありませんでしたから、当然誰からの電話かなんてわからずに電話に出たため、それがB君からだと分かりとても驚きました
B君の話によると
「突然電話してごめんね。実は昨日友達が病院へ行くって言うから付き添って行って、最近調子が悪かったからついでに俺も診察してもらったんだ。そうしたらそのまま入院することになっちゃったんだよ。だから何も持ってきてないまま入院になっちゃって。チョコミントさん悪いんだけど、俺のアパートに行って着替えを持ってきてもらえないかな?こんなことを頼むのもどうかと思ったんだけど、他に頼む人もいなくて」
と言う事でした。
彼女でもないのに何で私が?
と思い断ろうと思ったのですが、B君も北海道出身でまだ東京に出て来たばかり。不安な気持ちはよく分かったので、引き受けることにしました。
詳細は覚えていませんが大家さんから鍵を預かり、荷物を取りに行って病院へ行ったんだと思います。病室へ荷物を持って行くと
「助かったよ、ありがとう。実は俺チョコミントさんに一目ぼれしたんだ。入学してからずっといいなって思っていて「チョコミントさんいいよね」ってクラスの男子たちにずっと言っていたんだよ。A君は最初は全然興味なさそうだったんだけど、最近一緒になって「チョコミントさんいいよね」とか「可愛いよね」って言う様になってきたんだ。今回の事もチョコミントさんに頼もうかすごく悩んだけど、入院してしばらく学校に行けなくなるからチョコミントさんにも会えなくなるし思い切って頼もうと思ったんだよね」
と言われました
私の想像ですが、入院してしばらく学校に来れなくなるB君としては
自分がいない間にA君が抜け駆けをするんじゃないか
と不安になったのかな?だから先手を打つつもりで今回私に頼んで個人的に会い、思いを伝えてあわよくば付き合う様になれれば…と思ったのかな?と思いました
しかしその時、はっきりと
付き合ってください
とは言われませんでした。
多分それはさっきの話をしたときの私の態度を見てやめたんだろうな、と思いました
私は今では多少大人になりましたが、当時は本当に
顔に出る
タイプだったので、気持ちがモロにわかったと思います
私がB君に好意を抱いていない、ということが
B君は私にとっては全く恋愛対象ではありませんでした
その日私が感じたことは
A君が私に好意があるらしい、ということを教えてくれてありがとう
どうかお大事に
以上
でした
そして相変わらず良く話しかけてくるA君を益々意識する様になり、サークルへ一緒に入った友達Tからは
「A君ってチョコミントの事好きなんじゃないの?」
と言われるほど、A君は良く私に話しかけてくる様になりました
続く
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