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まずは「モラハラ夫」と出会うまでの話を書きたいと思いますのでしばらくお付き合いください。
高校を卒業し、晴れて東京の大学へ進学しました
私が住んでいた「女子寮」について補足が有ります。
正しくは「男子禁制の女子寮」でした
だから子供が心配な親が勝手に契約し、子供はお風呂が不満で数年で出る…という状態でした。
私は大学では「英語」専攻だったので、高校の時の文系クラスとは真逆で私のクラスは女子40人以上に対し男子は1桁と言う感じでした
大学に入学して初めてクラスで集まった時
ここで彼氏を見つけるのは無理だな
と即座に思いました。男女の比率的に考えて圧倒的に不利ですからね
そこで私が考えたのは
それならサークルに入って見つけよう
でした。
大学の中の理系の学部は高校の時と同じで、当然男子が大半です。
そして文系は女子が大半を占めているわけですから、サークルに入る目的として「出会い」を求めるのは自然な事ですよね
私は他の大学のサークルに入ることも考えたのですが、同じクラスで仲良くなった友達Tとまずはその大学のサークルの見学へ行こう、という話になりました。
その友達は中学までテニス部でした。私は運動神経がとっても悪いのですが、テニスは体育で経験があり球技はそこそこにできたので、テニスのサークルの見学に行くことにしました
サークルの見学に行くと、男子の先輩でとっても楽しい人がいましたとっても面白くて優しい先輩で、どんどん話を勧められてあっという間にサークルに入会することに決まってしまいました
新歓コンパに行き、沢山のメンバーと仲良くなりました
1年生で気に入った子がいる先輩はこの時猛アプローチしていて、あっという間にカップルが誕生していました
私もアプローチしてくれた先輩はいましたが私のタイプでは無かったのでちょっと…と言う感じでした
同級生や1つ年上の先輩ととても仲が良くなったので、4年間楽しいサークル活動は出来ましたが、ここでの出会いはありませんでした
大学に入り、やっと始めたバイト先の正社員の人から猛アプローチを受けましたが、大学に入ったばかりの私にとって社会人は…おじさんでした
なかなか彼氏は出来ません
その大学はエスカレーター式だったため、付属高校から進学してくる生徒もとてもたくさんいました
その為東京生まれ東京育ちの人がたくさんいました。だからばっちりメイクもしていて、ファッションも派手だったり、しっかりおしゃれして学校に来ている人が多かったです
その中で、私は高校時代バイトも許されていなかったし(学校もですが親が許可してくれませんでした)、毎月のおこずかいはたった5000円だったので、友達と1度買い物に行ったら使い切ってしまう様な生活だったので、自分の貯金なんてほとんどありませんでした
だから特に入学直後は地味だったし、少ない洋服を何とか着回しして学校に行っていたため、周りの人と比べて自分のファッションにコンプレックスを持っていました
更には「女子寮」のお風呂事情で、バイトもすぐには見つからなかったので節約生活を余儀なくされていたため、なかなか新しい洋服を買うことも出来ませんでした
入学直後、ホームルームの時間に自己紹介をしました。
その時は皆それなりに自分の事をしっかり話していました。しかしA君は
「Aです。よろしくお願いしま~す」
とだけしか言わなかったので、意表を突き大爆笑でした
顔は特に好きと言うタイプではありませんが、身長も高く、細身で面白いクラスの中ではダントツで人気がありました
やはり同じ環境で恋人を作りたい人ってたくさんいますよね、その方が毎日会えますし
そのA君はたまたま出席番号が私の後ろでした。
初めての教室での授業の時に座る席が分からなかったみたいで
「俺の席ってチョコミントさんの隣でいいのかな?」
と聞かれました。
それ以外にも課題についてや…何かにつけて話しかけられました。入学当初はそうでもなかったのですが、徐々にそうなっていった感じです
サークルに一緒に入った友達Tから
「A君ってチョコミントによく話かけるよね」
と言われましたが、A君も東京生まれ東京育ちで実家から大学に通っていましたし、私は
周りの女子たちに比べて圧倒的にダサい私なんかを好きなわけない
と思っていました。
続く
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