科研費をチューチューしたことはない。
科研費とは、科学研究費の略だが、理系だけでなく、文系も含まれる。
もちろん、理系の方が額は桁違い、億だろう。
文系は120万円とか、多くても1,000万円だと思う。
無理矢理に科研費グループに入れられたことはある。
写本の製本コピーと、本数冊をもらっただけだ。
だいたい外国のことをやるのに国税を使うのは道義的問題がある。
養老孟司先生などは、解剖学がなんの役に立つかという欄にウソが書けないので申請をやめたという。
採択率は数%だと思ったら、30%もある。
実は若いころ一度だけ申請した。もちろんウソを並べる必要がある。
この研究は、不可欠、役にたつ、と書かねば採択されない。
養老先生は、正直な人で、それが書けなかったのだろう。
わたしも一度落とされて、2度と出していない。
自腹で研究してきた。
大学は採択されると喜ぶので、申請の仕方などをサポートするようだ。
採択されやすい書き方、みたいな。
さもしい限りである。
BLにおけるサブカップルの役割、なんてテーマだとかえって通る可能性もある。
印欧語の分脈におけるトカラ語ABの語彙の研究、では通らないのである。




