教授会に出ていないので、だんだん見たことのない同僚が増えている。
ちゃんと毎回出ていたのは十数年前。
それ以来入ってきた人はまったく誰かわからない。
昨日、電車に乗ると、右目の隅に知っている同僚の頭が見えた。
無視してスマホを見ていたが、駅に着いて後ろから見ると、えっ、尻の盛り上がりが老人である。
私より2、3歳年下のはず。オーラも小さく、気が弱い。
気力・体力は尻に現れるものだ。
それはともかく、なんでこんなに老いてしまったのか。
何か病気になり、薬の服薬で、というのが私の直感だった。
もちろん直接聞くことはできない。
若い頃は、大学の保養施設へ、この人もいっしょに数人で旅行にも行ったような気がする。
巨根ってなんでわかるんですか? 見たんですか?? と大声で言ってきたから、下ネタも OK だった時期も20数年前はあったのだ。
独身で、母親の支配が強く、たぶんゲイだろう。
そんなことまで知っている人なのだが、この十年話していなかった。
あの尻の貧弱さは、誰かとやりすぎて勢力を消耗したのだろうか。
いやいや、若者と付き合うとむしろ精力は旺盛になるはず。
還暦をすぎると本当にいろいろと出てきて困ったことだ。




