いろいろなゲイが記者会見をさせられてきた。
“I WAS gay.”
「もういいじゃないですか!」
とか歴史に残る名言も残されてきている。
ひどいものだ。
若者は聞いたこともないだろうが、ゲイバーで大人たちから聞いて欲しいものである。
ゲイヒストリーだ。苦渋に満ちている。
美輪明宏の本、『紫の履歴書』その他をよめばもっとわかるだろう。
戦前から戦後まで、悲惨な話ばかり。
しかし、大学生は、本を読まないと豪語していた。そんなことでどうするのか。
それはともかく、ゲイの悦びもあるはずだが、それはBLでも観るしかない。
ゲイの悦びの一つは子どもがいないことである。
異性愛者たちも、子どもがいない場合、夫婦の仲が明らかに良い。
子どもが夫婦仲を悪くするというのは不思議であるが、事実だ。
熟年離婚の理由の多くは、なんと、夫が子育てに協力的でなかった、だという。
養老孟司の本に繰り返し書いてある。
ゲイで子どもを養育したいという人は、少し考えた方がよろしい。
台湾のBLでは、もう2、3年前、小学生の女児が、うちにはパパが2人、なんて学校の宿題に書いている場面が出てくる。
これは離婚した男の連れ子という設定で、貰い受けたわけではない。




