Duolingo でスウェーデン語をやっているが、pojke「少年」は、フィンランド語 poika の借用語だった。
これは、ネット検索ではなく、スェーデン語の語源辞典をわざわざ買って調べたから間違いない。
スウェーデンに少年がいなかったはずがないのに不思議である。
以前の「少年」と入れ替わったのである。
イタリア語の少年「ragazzo」も、マグレブのアラビア語(raqqāS)借用語説がつよい。
ラテン語の puer 少年がなぜ消えて、イタリア語は伝わらなかったのか。
フランス語 garçon もラテン語由来ではない。あとから出てきたのものだ。
古フランク語 *wrakkjo に由来する。英語の wretch と同語源である。
英語の boy も、なんと語源不詳である。
私の師匠も極度な異性愛者なのに、boy についての論文を書いていた。
しかし、結論は語源不詳なのだから、笑える。
というように、印欧語の「少年」は一度入れ替えられている。
しかも、ならずもの、奴隷とか、ネガティヴな意味から少年になっている。
アジア諸語はまだ調べていないが、「少年」についてなんていう論文を書いたら、いろいろ噂されるかもしれない。