「無類の男色嗜好。徳川3代将軍・徳川家光」。
などと、いまだにゲイを「嗜好」にするのは無知すぎて頭を抱える。犯罪レヴェルである。
むかし、あの歴史小説家、塩野七生も、英国でホモが流行るのはパブリックスクールのせい、ホモ趣味、などと書いていた。
知的エリートでさえこうなのだ。
中学の同級生も、あの先生、ホモの気がある、などと言っていたものだ。
ゲイであることは、ジェンダーと同じく、嗜好ではない。
まして流行、などと矮小化するのは許されない。
痛風の気がある、といっしょにしてはダメだ。
ゲイは病気ではない。
ノンケの「ケ」も元来、「気」のようだが、まあこれは仕方がない。