Thai Actors | 周研のゲイ術的生活

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周研の平凡なゲイ的生活を(ときおりは赤裸々に)語るブログ。

タイのBLは、注目されるきっかけとなった Sotus (2016)を始め、工学部が舞台となっているのが多い。

"Love Mechanics" (2022) も、別に愛の力学、ということではなく、単に、カップルの2人が工学部の先輩、後輩というだけだ。

“Fish upon the Sky” (2021) は医学部、歯学部カップルなのだが、サブカップルは工学部+医学部である。

どこかに工学部がからんでくる。

しかも、男優たちの学歴をみると、やはり工学部が多い。みんな高学歴である。

しかし、メディア工学部とか、アート工学部みたいな妙なものも多い。

きっと人気があるのでなんでも工学部にくっつけてしまうのではないか。

そういえば、日本も昔は工学部の地位が高く、北野武の兄、明大名誉教授、北野大も、英文科に合格したのだが、母親に、工学部以外行かせない、と怒られ、仕方なく明大理工学部に入学したのであった。

北野武も工学部中退のはず。

いまもまた、工学部の人気は復活しているかも知れない。

工学部人気、イコール、中進国という気がする。

一方、文学部は、東大さえ、定員に満たないという凋落ぶりだ。

情報コミュニケーション学部などと名前だけ変えた大学も多いが、中身はあまり変わっていないから、人が来るはずがない。

タイの男優で文学部なんていうのは、今のところ、1人しか知らない。

ほとんどの男優たちはもともと富裕層らしく、芸能で儲けようという発想はないのではないか。