外国のゲイで、胸によく、عفوا (’afwan)というタトゥーを見かける。
同じ人のタトゥーを見ているにすぎないのかとも思ったが、違う人、モデルの腕にもある。
調べると、ごめん、どういたしまして、沒問題、の意味だった。
アラビア語の辞書だと、ع ف و という3個の文字が見出しで、これを探し当てないと永遠に見つからない。
実にやっかいな言語である。
'üfita 「ブラヴォー!」、alüw 「慈悲深い」など、多くの派生語がある。
タトゥーにするなら、ごめん、より、ブラヴォー!の方がいいのではないか。
というか、読めない人が大半だから、デザイン的に文字を選んでいるのだろう。
一番というタトゥーと同じだろう。漢字も外国人の中ではポピュラーだ。
華人はぜったい漢字を彫らないだろうが。
なにしろ、義務教育の多くは漢字の習得に取られてしまう。
日本の乗用車漢字の2倍覚えなくてはならない。
だから、500文字以下しか知らないと、「文盲」扱いになってしまう。
華語は、だから、単語の数でレヴェルわけされており、一番上の c1 は、8000語とされる。
台湾の大学生は5,000語知っているらしい。
日本人でここまで行く人はほとんどいない。
受験生は、中国語、華語は漢字だからやさしいと思っていて、大学の第二外国語で選択するが、大間違いである(選択するのは間違いではない)。
実は、華語、中国語は、英語の1000倍はむずかしい。
なにしろ、中国語、華語で、中級に行かれる日本人はほとんどいないと言われているのである。
入門、初級のままで終わってしまい、あとは、你好、謝謝 をのぞいて忘れてしまう。