「身上」しんしょう、とは懐かしい。
たしかに、茶壺(=急須)は天井知らずで、いくらでも高いものがある。
しかも老紫泥のものは「養茶壺」yǎngcháhú といい、長年使うと茶を吸い込んでいい色になり、またそれが茶を美味しくすると言われている。
茶葉もその年の一等賞をとったりすると、値段が跳ね上がる。
しかしそんな高いものは茶葉店で見たことがない。せいぜい600グラム14,000円くらいのものだ。
きっと特級品はひそかに出回るのだろう。ジュディもこれはことし一等賞をとったウーロン茶です、と言っていた。
しかし、台湾茶は破砕していないので7、8グラムの茶番で、5、6回(=700cc)は飲める。
日本の茶道も結局は「お道具拝見」の世界だから、歴史の短い台湾よりもひどい世界だろう。
武将が使っていたとか、茶と無関係なところに価値がつくのはくだらない。
その点、台湾のお茶はまだ健全だ。
まあ、偽物も多いらしく、阿里山紅茶といっても、安価なヴェトナム、タイの茶も混ぜてあったりするものがあるという。