金子由香里 | 研のゲイ術的生活

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最近、金子由香里の歌が浮かぶ。まさか、死んだのではないか。

この数年コンサートがなかった。介護施設にいるのだろうか。

一人息子がいて、紅白に出た時も楽屋でマネージャーのようなことをしていた。

ささやくように歌うので、歌手仲間では、あの人ズルいよ、などと悪口も言われていたが、それは嫉妬だろう。

あのささやき声があるからこそ、アンコール曲や、十八番の「O! Toi La Vie」で、ドスの効いた声が生きてくる。あの迫力はすごい。

よくコンサートでは、これからも「一匹狼」でやっていきますと言っていた。

シャンソン協会とかそういう団体からは排除されていたように見える。

自民党副総裁の娘で、シャンソン界を仕切っていた石井好子にも嫌われていたのだろう。何しろ石井好子の歌はたぶん下手なのだ(私はかなり好きだが)。

石井好子以外で、紅白に出たシャンソン歌手は、金子由香里を除けば、岸洋子だけだろう。

関係ないが、金子のコンサートには明らかに夫婦でないカップルがたくさんいた。不倫の歌なんか歌わないのにどういうことなのか。

金子は、若い頃、東大医学部の講師か、助手か知らないが、夫を亡くし、(たぶん)再婚もしなかった。

ステージでは必ず黒い服と決めていた。私はあれが喪服だと思っている。

まるで、フランツ1世シュテファンを亡くしたあとは、死ぬまで喪服で過ごしたマリア・テレージアのようだ。