恋すると三島由紀夫の愛人だった福島次郎の短編小説に、九州大学のゲイの老人教授が出てくる。若いフケ専の恋人ができると、ぴたっとバーに来なくなり、スパ銭で会うと、肌にほんのり赤みがさし、若く見え、オーラが変わったみたいなことが書いており、実にリアリティがあると感じた。老いても恋すべきだ。身体全体が変わる気がする。問題はパートナーがすでにいる場合だが、5年経ったらもうHはしない/できないだろう(してる人がいたらすみません)。恋は精神の問題であるとはいえ、性愛を捨象するわけにはいかない。「絶対矛盾」だ。