美輪明宏先生が、新聞の人生相談への回答で、ゲイの夫をどうしましょうという妻に答えている。批判されて話題になったので、詳しくは述べないが、結論は、惚れ方が足りません、だった。
正論で正しいと思うが、批判は、相手の「騙されている妻」への言及がないことらしい。
先生の周りにいた、日本の政財界では、ゲイは結婚したし、今も変わっていないだろう。ヘテロでも、家の利益のための婚姻で、愛がないことも多い(というか、チャールズ皇太子のように支配階級ではそれが当たり前である)。
どうしても女と結婚しなくてはならない階級というのは永遠に存在する。騙すという意識はないのではないか(野村沙知代がテレビで同じ相談を受けた時、そんな(=夫がゲイ)の大した問題じゃないしね、と回答していた)。
要するに、旧い世代なのだろう。先生は、同性婚についても、諸手を挙げて賛成という態度ではない(『薔薇族』発刊は大賛成だったが)。
あるいは、口述の回答だから、妻への言及はあったのに、新聞社によって、カットされている可能性もあるのではないか。